定番塗料を見つけよう!
DIYで木工の家具などを作る際、『塗装』の問題が、どうしても出てきます。
まあ、色なんて、好きな色を塗ればいいんですが、
その『好きな色』というのが、結構ヤッカイなんです。
今回は、『塗装』の課題の中で、塗り作業の技術的なノウハウの前に、
『あらかじめ、自分の部屋に合う色を1~2色見つけて、定番色にしておく』
ということを、オススメしたいと思います。
その『1~2色見つける』というのも、『”オフ・ホワイト”とか”薄い水色”とか、部屋に合うみたい』
というレベルではなくて、『”カンペハピオ”というメーカーの、”ハピオセレクト”というシリーズの、
”ライトベージュ”の0.4リットル缶』という感じで、特定商品まで選びきることが肝心なんです。
ヨナデンは、過去の家具作りを、そういう定番色で行ってきました。
それでメリットがあったと感じたことを、以下にまとめてみます。
同じ系列の色でも、自分好みの色調の範囲は狭い
『これは好き』という塗料に出会うのは、かなりラッキー
必ず記録しておく
塗料の話ではないのですが、下の自宅サニタリーの洗面ボール②と人工大理石の天板①
の色が微妙に違って、ちょっとだけ気に入らないという話から入りたいと思います。
①②ともオフホワイト系の色調で、しかも選んだのは自分自身で、この組合せ以外選択の
余地がなったのですが、なぜか、②の色が気に入らないのです。
気に入らない理由を調べるため、DICのカラー・ガイドで、色味要素を強調してみました。
実際には、もっと白っぽくて、これほど色味は出ていないのですが、これで判ったことは、
どうやらヨナデンは、こういうパープル系の寒色がちょっと入ったオフホワイトは好きでは
ないようなのです。
こういうことは、よくあることで、『あれ? 白がこの部屋に合うと思っていたのに、なんか
この家具の白、違うなあ!』なんて時は、こんなことが原因かもしれません。
塗料の話に戻りますが、これほどさように自分好みの色というのは微妙なもので、
たまたま塗ってみた塗料が、部屋にもマッチして、自分も気にいった、なんてことは
非常に幸運な出来事で、是非その塗料は覚えておきましょう。
DIY家具は少しずつ部屋に増えていくので
同じ色があるほうが統一感が出やすい
しかも、塗り直しのメンテナンスが楽!
では、実際に定番色にしている塗料と、その色を使った家具・雑貨をご紹介します。
東急ハンスで扱っている『ハンズセレクト』の『白』、0.7リットル缶です。
ほぼ常時、自宅に一缶ストックしてメンテナンスにも使っています。
白で塗りたい時は、10年くらいずっと定番色にしている塗料です。
清潔な感じのマットな白に仕上がりますが、冷たいニュアンスにならない
微妙な色調がお気に入りです。
この塗料を使った家具を4つ紹介します。詳しくはリンク記事をご覧ください。
①寝室のサイドボード (『スリット家具は七難隠す』←link)
②2~3m観葉木用プランター (『なにげに超大型プランター 2 』←link)
③どこでも階段 (『どこでも階段・収納庫 1 』←link)
④スペース間仕切り家具 (『スリット家具は七難隠す』←link)
定番塗料をもうひとつ紹介します。
(株)カンペハピオの『ハピオセレクト:ライトベージュ』0.4リットル缶です。
少しつやのある非常に滑らかな表面に仕上がります。
上品で暖かなホワイトに近いベージュの色調も気に入っています。
特にキッチン用家具に使っています。
これもメンテナンス用に1缶、常時ストックしています。
この塗料を使った家具を3つ紹介します。詳しくはリンク記事をご覧ください。
①キッチンタワー (『ザ・キッチンタワー 1 』←link)
②調味料容器・計量カップ棚 (『キッチンストックの工夫 1 』←link)
③窓枠利用の棚 (『窓枠に小さな棚を作る』←link)
以上、最後まで読んでくださってありがとうございました。
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