〝コンパクトな居住装置〟category
1939年に24歳で亡くなった詩人・建築家の立原道造が残した夢、『ヒアシンスハウス』をめぐる物語の 最終回です。今回は、下のイラストの左端、西側のベッド・スペースにある小さな出窓のお話です。 湖面に向かう小さな出窓と 隠 [...]
1939年に24歳で亡くなった詩人・建築家の立原道造が残した夢、『ヒアシンスハウス』をめぐる物語 の2回目です。今回は、15㎡程度の狭さながら豊かな空間を作り出しているプランの秘密に迫ります。 上画像の手前 [...]
昭和のはじめ 20歳を過ぎたばかりの一人の若者がいました。 彼は、詩人として、すでに知られていましたが、 建築家として将来を期待されている学生でもありました。 大学を卒業して就職した建築設計事務所で、 生涯 [...]
前回、『方丈記』の鴨長明が住んだコンパクトな組み立て式住居、『方丈庵』の復元レプリカ(上画像)について、 その壁を構成するパネルを中心に詳しく鑑賞しました。 今回は、方丈庵を移動する場合の運搬方法やそのイン [...]
『聖ヒエロニムス謎の書斎 』 で、ルネサンス期のイタリアの画家、アントネロ・ダ・メッシーナ の描いた 不思議な書斎が、可動式の居住装置かもしれないと、かなりの想像を交えて話題にしましたが、 実は、アントネロ [...]
前回の『聖ヒエロニムス謎の書斎 』では、アントネロ・ダ・メッシーナの『書斎の聖ヒエロニムス』を中心に、 レメディオス・バロの絵も少し紹介しましたが、今回はレメディオス・バロを中心に語ってみたいと思います。 [...]
15世紀のイタリア画家アントネロ・ダ・メッシーナの『書斎の聖ヒエロニムス』は、とても不思議で魅了的な 絵ですが、先日シゲシゲとこの画像を見ていて、ちょっと感じることがあったので、今回はそのことから書き [...]