もうDIYでいいよ。

キッチンストックの工夫 2

 

 

カタチから入る達人のキッチン、ストック特集2回目です。

今回は、キッチンのコーナー部分にあるターンテーブル式のストック棚の整理について話題にします。

 

        

 

コーナー部分の回転式の棚を正確に何と呼ぶか判りませんが、メーカーの取説での正式名称は、

『ベースキャビネットコーナー用回転扉』となっています。

 

この棚、直径が60cm以上もある大円盤テーブルが上下二段もあるシロモノなんですが、

なんとなく散漫に食品を置いてしまい、探すのに手間どったり、あまり有効に活用できていませんでした。 

そこで、整理しやすいように、容器別に分けて保存することにしました。

こういう時の参考に、達人のキッチン事例を見ると、料理家・米沢亜衣さんのストック棚のように、

同じシンプルな容器で整然と並べると、美しく整理できるようです。

 

理想的な容器としては、高さ20cm、直径20cmの円筒形で、軽いポリプロピレン製、無印良品的な

シンプルな形のものを、上5個・下5個並べると、ちょうど良いのですが、市販品を探してみると、

1個2000円弱くらいの価格です‥。10個揃えると、結構な額になってしまう‥(^Д^;)

 

それで、しばらくプランは中断していたんですが、実はピッタリの容器を、前から貯めこんでいたことを

思い出したのです。それが、この容器。

 

ジムでトレーニングするときに飲んでいるプロテイン(粉)の空容器です。

高さがあるので途中でカットする必要があることと、カットすると強度が弱くなることを考慮して、

補強と持ちやすさの観点から、取っ手を付ける事にしました。

 

これが、その取っ手、1個108円です(コーナン・プロ)。

取っ手と容器の接合部の補強材を、余りの木材を利用して切り出します。

下右端画像のように組み合わせ(仮組み)、曲面部は容器と強力接着剤で固定します。

 

完成しました。

ネームプレートのソフトタイプ(1個38円:コーナン)を、ハトメパンチで一箇所留めています。

ネームプレートの裏面を両面テープで固定するのが普通の方法ですが、その方法は、ネームカードを

入れる時、非常に入れ難いことが経験的に判っていますので、ハトメパンチ法にしました。

 

                  

 

仕分けた食品のストックを、6カテゴリを例に、少しご紹介します。


 【お好み焼・たこ焼】
 お好み焼き粉・たこ焼粉・えび天かす・青海苔
 天日干し小エビ・お好み焼きソース・粉鰹

 

 

 

 


 【和食素材】
 干し椎茸・かんぴょう・高野豆腐・出し昆布・
 とろろ昆布・三輪そうめん

 

 

 

 


 【中華・タイ料理】
 スイートチリソース・干し貝柱・きくらげ・
 タイカレー・シンガポールチキンライス・
 雲南(鷹の爪)・餃子の具の素
 

 

 

 


 【各種ルー】
 カレールー・シチュールー・ハッシュドビーフルー・
 ビーフストロガノフルー

 

 

 

 


 【ケーキ素材】
 ベーキングパウダー・重曹・シュガーパウダー・
 ホットケーキミックス・ブラウニーミックス・
 ガトーショコラミックス
 

 

 

 


 【パスタ・ピザ】
 スパゲティ・ペンネ・ピザ生地ミックス・粉チーズ
 明太子ソース・カルボナーラソース

 

 

 

 

 

以上、最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

  『キッチンストックの工夫 1』 (調味料や野菜のストックの工夫)

  『ワイヤーネット・吊る美学』 (キッチン用にワイヤーネットを上手く使う)

  『ブラバンシアひと工夫』 (ゴミ箱とゴミ袋が合わないとお嘆きの人向き)

  『バーミックスの弱点』 (バーミックスでコーヒー豆を挽いていますが‥)

  『窓枠に小さな棚を作る』 (窓枠利用で15cm幅の棚を作るだけで便利)

  『木ぐるみコンセントタップ』 (リビングの延長タップが見苦しいので‥)

  『折れ線つき冷凍ブロック 3 』  (冷凍ブロックのレパートリー5種を料理例とともに一挙公開)