もうDIYでいいよ。

バーミックスの弱点

 

 

 毎朝、コーヒーを淹れる習慣があって、(⇒『コーヒーフィルター実感比較』

冷凍したコーヒー豆を挽くのに、バーミックスのスーパーグラインダーを使っています。

 このスーパーグラインダー、お茶の葉を粉末状にしたり、ゴマペーストを作ったりする時にも

頼りになる優れものです。ところで、この器具に、ひとつ大きな弱点があるのです。

 

それが、下の画像の円で囲ったところです。使って1~2年で徐々に、外容器の脚のシリコンゴムの

穴から亀裂が入り始め、やがてパカッと真っ二つに割れてしまいます。最初はハズレの製品だったかな

と思っていたのですが、買い換えた容器も、まったく同じ割れ方をしたので、これは容器の構造上の問題

だと考えるようになりました。もしかしたら、毎朝コーヒー豆を挽くのが負担になっているのかもしれませんが、

刃の付いている内容器は、まったく問題がないのです。

 

 

外容器が割れたために、問題のない内容器を捨てるのは、もったいない気がします。

というか、この内容器こそが、スーパーグラインダーの本体なのに‥。

そこで、この内容器をしっかりホールドするホルダーを、DIYで作っちゃいます。

 

 

 厚み15mm直径130mmの木製の円盤を用意します。東急ハンズで300円程度だったと思います。

内容器の3箇所を固定できるように穴をあける場所を考えます。正規容器は、プラスチックのツメ2箇所のみ

で固定していたので、すくなくとも底部に関しては、DIYホルダーのほうが安定性はUPするはずです。

 

 

正規容器のツメのホルダー部分と同じ構造で、パチンと嵌まる幅と深さになるよう、エポキシパテで調整します。

エポキシパテは硬化すると、プラスチック~金属なみの強度になりますので、毎日の着脱でも大丈夫です。

コーヒー豆はシェイクしながら挽くので(⇒『コーヒーフィルター実感比較』)、持ちやすいように、指のホールド部分

を窪ませました。ちょっとだけエルゴノミクス(人間工学)風に仕上げます(^_^;)

 

 

 完成しました。正規容器と同じく3脚にしました。穴をもう一つあけたのは、キッチンネットに引っ掛けるためです。

 

 

持ちやすさの点では、DIYホルダーのほうが断然持ちやすくなって、前の内容器を

捨てることなく有効活用できるようになりました。

ただし、内容器周縁の剛性は、外容器の支えがない分、やはり落ちているので、

バーミックスで挽いている間、ひねるような余計な力を加えないようにしています。

 

 

 
 
 

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