ブラバンシア ひと工夫
この画像を見て、
『え?これ、ブラバンシアじゃなくて、シンプルヒューマンの、ゴミ袋とめるタックじゃね?』
と、メーカーまで言い当てるアナタ。‥‥アナタ、きっとゴミ箱の達人ですね。
でも、意外といると思うんだ。当てる人。
この2大ブランドのゴミ箱(ペダルビン)を愛用している人、結構いるから。
ということで今回は、下のブラバンシアのペダルピンに、ちょっとだけ、DIYで改良を加えて
シンプルヒューマンの優れた点を取り入れる、という話題です。
brabantia ペダルビン 12L ホワイト
オランダ・brabantia(ブラバンシア)
34×25×40cm 1.9kg
ホーローのような高品質のホワイトがステキなブラバンシア。
で、デザインも機能も完璧なはずの、このペダルビンに不満なんてあるの?
あるんですよ。それが。
これ、わざとハミ出させているわけじゃないんです。12㍑に合う市販のゴミ袋がないんで、
手に入りやすい20㍑用だと、このアリサマ。ブラバンシアは、ニオイを漏らさないように、フタの
気密性を高める特許があって、フタの開閉時、パフパフする感じ。その吸引力のせいなのか、
ゴミ袋をどんなに丁寧に収めようが、インナーバケツ周囲にゴムバンドで留めようが、開閉を
繰り返すと、ダラーんと出てくる。
もちろん、専用のポリ袋はあるんです。これがその、『ビンライナー12㍑用』。
パッケージで効果をアピールしてます。‥‥『 No ugly overwrap 』。
『ugly』って、他のゴミ袋に失礼なんですけど、ブラバンシア。 さすが、女王陛下のオランダ。
『ゴミ出しの際、端のピンクのテープを引っ張って結ぶことができます』って、消耗品のポリ袋に
こんなギミック仕掛けるのやめようよ。しかも、お高いんでしょう?このゴミ袋。
まあ、20枚セット525円(amazon)の値段が高いかは、人によって判断が違うでしょうが、大きめの
市販のゴミ袋も取り付けられて、ゴミ出しの際は端を縛れる方が、ニオイも遮断できていいんだけど‥。
でも、なんといっても一番不満なのは、このビンライナーを装着してみても‥‥
ほら、やっぱり、微妙に ugly じゃん!!
その点、優等生なのが、リビングの、シンプルヒューマンの30㍑べダルビンです。
このべダルビンのインナーバケツは、かなり大きめの45㍑のゴミ袋を、完全にピッタリと
装着できます。もともとゴミ袋がハミ出ない構造で、フタの気密性ではブラバンシアに劣りますが、
ニオイ漏れが気になることは、今のところありません(『ザ・キッチンタワー 3 』参照)。
ゴミ袋に余裕があるので、ゴミがビン一杯になって引き出しても、楽に端を縛ることができます。
その秘密が、タイトル画像のシンプルヒューマンの特許、『バッグタック(Bag Tuck TM)』です。
バッグタックが、こんなに効果的なら、ブラバンシアのインナーバケツにも応用できるかも!!
早速、どんな風に穴をあけて切れ目を入れればいいか調査。この形は、シンプルヒューマンの
デザイナー達が試行錯誤の末、たどり着いたベストのカタチだよ。たぶん。
完全に同じ形状は無理ですが、近い形にブラバンシアのインナーバケツに穴をあけます。
ポリ袋を切れ目で破かないよう、角のアールは大切です。ツメきりでアールを整えます。
12㍑タイプのインナーバケツは厚みが薄いので、壊さないよう慎重に作業します。
ピタッと容量大きめの市販の20㍑ゴミ袋を装着できました。
フタの開閉を繰り返しても、ゴミ袋がダラーんと出ることは全くなくなりました。
これこそ、『 No ugly overwrap 』と言っても、いいんじゃないでしょうか(^_^;)
以上、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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