DIYで多機能テーブル
サイドテーブルは、不思議な魅力があります。
小回りがきくので、『ここに、ちょっとテーブルがあればいいな』という気持ちに、すぐ応えてくれるからでしょうか。
今回は、市販品に手を加え、天板を取り替えられるようにしたサイドテーブルをご紹介します。
必要に応じて、新作の天板を追加できるのが、DIYの楽しさです。
もともとは、東急ハンズで買った径60cm(一部直線)のガス圧タイプの小テーブルでした。
天板を一旦取り外し、脚部の台座に径40cm厚20mm合板を取り付けて、これをジョイント部にします。
台座だけでも、鉢台などに使えたります。
また、ソファで友人とTVを見る場合に、
ドリンクやスナックを置く、ごく小さいテーブルが
真ん中に欲しいときがあります。
径40cmという小ささは、そんな時にピッタリです。
緑の丸いウレタンシートは、IKEAで入手。
もとの天板は、下の画像のように、6穴の差込柱と3つの金具で、がっちり固定できるように改良。
これほど強固にジョイントするのは、テーブルは端に力が掛かることがあり、
万一ジョイントが外れて、ひっくりかえると大事故につながるからです。
よく利用するのが、2番目の作業用天板です。
これは、塗装していない厚20mmの合板で、
木工の小作品や彫金の作業に欠かせません。
裏面は、上と同様しっかりジョイントで固定。
この作業台にも、いろいろギミックが隠れて
いるので、次の機会に紹介します。
3番目の天板は、アルミのパンチングボードです。
東急ハンズの素材コーナーで一目ぼれ。
60cm×30cmの長方形で、厚みが5mmもあるため
剛性が高く、タワミは全く出ません。
メタル・パンチングボードの放熱性と、アルミの耐熱性
を活かした天板です。
パンチ穴と同じ径の黒ゴムでしっかり固定します。 両サイドの黒ゴムはデザイン的なアクセントにもなります。
一見、華奢ですが、非常に強固な作りです。 特に台座は、6穴の差込柱と2つの鬼目ナットで固定してあります。
フレーム部も、端にかなりの力が加わっても、ひっくりかえったり、折れたりすることは、ありません。
この天板の用途の1つ目は、ノートPCのテーブルです。ノートPCは長時間使用すると、かなり熱が溜まり
放熱する必要があります。 2つ目が、来客時の食卓用のサイドテーブルです。 コンロから外して直ぐの
鍋やフライパンを直接置いて、熱々の料理を、取り分けてお出しすることができます。
3つ目の用途が、キッチンのサイドテーブルです。 キッチンカウンターと同じ高さにすることができ、
狭い調理スペースを有効に使うことができます。 天板は使わないときは、冷蔵庫の上に置いています。
こういうDIY家具の大型のアタッチメントは、使わない時どこに置くか、取り出しやすい場所を確保してから、
製作に入ると、後々使い勝手が違ってきます。
以上、最後まで読んでくださってありがとうございました。
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