Webで母を見守る 2
前記事『Webで母を見守る 1 』 は、実家で一人暮らしの母を見守るWebカメラを
設置するまでの話でした。
使っているWebカメラは、Panasonic の ホームネットワークカメラ、BL-C111 。
『みえますねっと』 というモニタリングサービスに加入しています。
見守る優先事項として、夜間のトイレの往復を考え、ベッド回りを中心に3部屋を
カバーするカメラ位置を決めました。
カメラのホームポジションは、下図の濃いオレンジの部分です。
今回は、PCからは映像がどのように見えるか、パン・ティルトなどの操作をどのように行うかを
話題にしたいと思います。
画像はPCからどう見えるか
実家の実画面は色々問題があるので、画像をトレースしてイラスト化しました。
壁にある数字は、上の俯瞰図との位置関係が分かりやすいように入れました。
右端にパンした時の画面。
母が洗濯をしているか、台所・洗面所にいると思われる場合は、
この位置に合わせる。母の姿は確認できないが、付属マイクが、
洗濯音や食器を洗う生活音をひろってくれるので、状態確認ができる。
後述のように、この位置は登録済みでワンボタンで移動できる。
レンズが中央に位置した時の画面。
来客やヘルパーさんが来られた時は、ここに立たれることが多いので
定位置にしている。パンやティルトの操作中、PCからは大きな作動音が
聞こえるが、これは内蔵モータの音が骨振動のようにマイクに伝わる
せいで、現場で実際横にいる場合、ほとんど動作音は聞こえない。
ホームポジションの画面。レンズ位置は左端。
Webカメラでの見守りは、夜がほとんど。夜はプライバシー・カーテンが
閉められ、寝室の明かりも消されているので、この画像のように見渡す
ことはできないが、テレビの音などで状態確認はできる。
トイレへ往復時、足元のふらつきがないかなどの確認がメイン。
操作画面について
カメラ位置の操作は、左のコンソール部分で行います。
操作の反応は良好で、レスポンスの延滞を感じたことはありません(フレッツ光マンションタイプの場合)。
画面の解像度について
日常のオートロックなどで見かけるのモニターは画質が悪いので、このWebカメラも画質が不安でしたが、
640×480では、問題も無く使えるという感じです。下は、一切の画像加工をせず、キャプチャしたままの
等倍画像ですが、この画質での動画がスムーズに見れます。
また、重宝しているのは、カメラに書類などを近づけると、普通に文字が読めるというワザです。
母の手元に届いた郵便物などで、帰省して手続きが必要なものなど、母にカメラ前で提示して
もらえば、内容を事前に把握できるので、便利に使っています。
以上、最後まで読んでくださってありがとうございました。
『Webで母を見守る 1 』 (Webカメラを実家に設置するノウハウ)
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