もうDIYでいいよ。

Webで母を見守る 1

父が亡くなってから( 『来ないバスを父と待てば』←link )、母は実家で一人暮らしをしています。

 

母は特定疾患で月に一度の通院があり、その時はヨナデン兄弟が交代で帰省する他、

一日に必ず数人の目に触れる生活で、万一具合が悪い時の救急外来の方法も確保しているので、

いままで大事になったことはないのですが、東京にいる間にも見守りができるように、

Webカメラを実家に導入しています。

このWebカメラの設置と使い勝手について、今回からシリーズで話題にしたいと思います。

 

 

これが、今使っているWebカメラで、Panasonic 製の有線型(ルーターまでケーブルで接続)。

レンズをパン(左右に移動)したり、ティルト(上下に移動)したりの遠隔操作ができるタイプの

ホームネットワークカメラです。

Webカメラは、いろんな種類のものが、家電量販店に揃っていて、IPアドレスを取得すれば、

気軽に映像をネットにUPすることができます。

ただ、趣味の映像ならともかく、実家のプライベートな情報を、部外者が簡単にアクセスできて

しまうと大変危険です。

そこで、セキュリティー的により安全な閲覧サービスである 『みえますねっと』(←link)

加入しました(PC:動画閲覧で月額1029円。携帯:静止画閲覧で月額315円)。

 

 


カメラをどこに設置するか

カメラは1台だけなので、どこに取り付ければ効果的か考えました。

下の図のように左端のベッドの部屋を中心にした3部屋のどこかに、

設置します。

あまり目につく場所では監視されているようで母も気分が良くないので、

さりげない位置が理想的です。

  

 

 

何を見守るべきか、動線で考える

母の日常的な動線を考えると、下のような3つの動きが考えられます。

そのなかで、夜遅くなってからのベッドとトイレの往復に異常がないかを

見守りの最優先事項としました。

 

 

 


レンズ位置のホームポジションを決める

結局、中央の6畳間のソファの間の柱に、カメラを取り付けることにしました。

カメラは、パン・ティルトをしない場合の定位置を、ホームポジションとして

自由に設定できるので、下の図の濃いオレンジの範囲を、通常は映し出す

ようにしました。

取り付けは、ネジ釘2本で簡単です。

 

 

 


プライバシー・カーテンを付ける

着替えや、ゆっくり休みたい時、カメラがあることが煩わしくなる場合も

あるので、ベッド回りはカメラの視線を遮断するプライバシー・カーテンを

つけました。

カーテンを閉めた場合でも、気配はある程度察知できるので、見守り機能

は、それぼど阻害されません。

 

 

次回は、実際の画面操作の方法や、解像度の話題です。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

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