もうDIYでいいよ。

蒸留水器をカスタマイズ

これは、『実感比較!浄水器と蒸留水器』の続編です。

 

今回は、蒸留水器MH-943TWSの使い勝手と少々カスタマイズした点についてレポートします。

蒸留水器自体や生成される蒸留水の評価については『実感比較!浄水器と蒸留水器』を参考にしてください。

 

前回は一日3.5リットル蒸留水を作っているという報告をしましたが、寒くなってきたので、

冷蔵庫で冷やしている 冷水を飲まなくなり、3.5リットルも使わなくなりました。現在3リットルですが、

蒸留水で冬を迎えるのは初経験です ので、もう少し一日の分量が減るかもしれません。

 

夏と冬で生成する蒸留水の量を調整する必要があるということは 想定していませんでした。

ちなみに3リットルだと生成時間が4時間程度まで短くなります。

 

さて、台湾メガホーム『水瓶座の雫シリーズ』MH-943TWSですが、ヨナデンが購入したのは、下の画像のような

蒸留水器本体ホワイト+ポリプロピレン容器(PP容器:生成した蒸留水を溜める容器)というタイプでした。

本体スイッチ上のロゴマークを消して無印風にするとか、PP容器に目盛をつけるとかは、お約束の工夫ですが、

(ちなみにマークはシールなのでキレイにはがせます。ヨナデン得意の『ペイントうすめ液ハガシ』は不要でした)

 

問題は、本体とPP容器の接合部でした。   蒸留水器の取説によると、①本体上部に、②蒸留水が滴下する

ステンレス管の端口があるので、③その真下に ノズルを取り付けて、 ④ノズルの先とPP容器の注ぎ口とぴったり

合わせるということでした。

 

これで、ほとんどの場合問題はなかったのですが、1週間に1度程度、3回ほど水が漏れることがありました。

上がそのときの様子です。あわてて撮ったのでボケていますが、2011/06/08日付の画像です。

原因はよくわかりません。ぴったりつけたと思っていてもズレていたのかもしれません。

3回とも、水が床まで溢れるまえに発見できましたが、蒸留は夜中にタイマーでしているので、いいかげんに

注ぎ口を合わせて寝てしまって、翌朝あたりが水浸しになっているという事態も考えられます。キッチリ処理

できる人には不要な事ですが、適当なヨナデンには水漏れしにくい構造にカスタマイズする必要がありました。

 

カスタマイズしたい点がもうひとつありました。本体のゴム足です。前回もお話しましたが、4リットルの水道水

から3.5リットルの蒸留水を作り、本体タンク内の残留物が濃縮した残り水を捨て、タンクの汚れをシンクで

洗っています。 〔下の画像のとおり、シンクとの比較で、4リットルの本体タンクの大きさが、あらためて確認

できると思います。シンクが狭い(笑)こともありますが‥〕 問題は、ゴム足が短くて、油断して水を流すと、

本体の底が濡れてしまう点です。下部に加熱ヒーターがあるので、水に濡らすのはマズイと思いました。

 

では、カスタマイズにとりかかります。念のため注意事項です。

 

蒸留水が滴下するステンレス管の端口に、10mm径のシリコンチューブを取り付け、チューブの端がPP容器の

中に確実に入るようにします。チューブが出口で折れ曲がらないよう、ステンレス管の端を15mmカットしました。

 

PP容器側には、注ぎ口にピッタリのフタを東急ハンズの科学用品売り場で見つけ、中央にシリコンチューブが、

通る穴を開けました。これで確実に蒸留水がPP容器が溜まるようになり、蒸留中の水漏れはなくなりました。

さらに、蒸留水に微かにPP容器のニオイが移っている様子なので、備長炭をPP容器に入れています。

現在気になるニオイはほとんどなく、普通に飲料用・料理用・冷蔵庫の製氷用に使っています。

 

本体のゴム足は、長めの白ゴムに取り替えました。 シンクで本体タンクを洗う時も、底が濡れることがなくなりました。

 

 

 

  『実感比較!浄水器と蒸留水器』 (水道水の放射能汚染騒ぎ以降、蒸留水器を使っているが‥)

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