もうDIYでいいよ。

21人の頭のある柱頭

毎月1回、『Painter』という描画ソフトで描いたスケッチを投稿します。

wacom社の『intuos』というペンタブレットで、チョーク系の筆を、

1ピクセル程度まで細くしてペン描きのような雰囲気を楽しんでいます。

この筆記具については、記事後半でご紹介します。

2011年11月の第1回目は、フランスの中世の彫刻を描いてみました。

 

左画像がフランス・アルザス地方のロサイムという町にある聖ピエール聖ポール教会の内部の画像です。

この中央に写っている円柱の柱頭部分に、環になった21人の頭の彫刻があります。

行ってみたいのですが、アルザス地方を訪れたことがなく、『Romanesque & Gothic France /2000』

という写真集から模写しました。

この彫刻は中世(12世紀前半)の作品ですが、頭部の造形の適度な抽象表現に、現代彫刻といっても

通用するセンスを感じます。

 

 

ここで、ペンタブレットについて、ちょっと紹介しておきます。

使っているのはwacom社の『intuos(インティオス)4』という機種で、下の左画像のようにタブレット上を

専用ペンでなぞるようにしながら、PC画面を見て描画していきます。

上に載せる完成画像は、原画より60~80パーセントほど縮小するのが普通で、実際に描いている感覚

としては、下の右画像ぐらいの絵の粗さでの作業です。

 

好んで使っている筆の種類は、『ドライメディア』というパステルやチョークに近い筆跡が残るモノで、

現実のパステルと違う点は、前に描いた描線を完全に後で描いた描線が覆い隠す潔さです。

もちろん筆によっては、前の描線や色が微妙に滲んだようになる水彩表現も可能なのですが、

水彩や油絵よりも早く乾いて下の色が滲まないアクリル絵の具が好きなヨナデンとしては、

この『ドライメディア』が性に合っています。

 

『intuos4』の操作の利点は、右左どちらでもセットできる上画像のスイッチ類とホイールです。

これで、右手にペンを持ち、左手で拡大縮小(ホイール)・移動・スポイトなど切り替えしながら、

マウスに持ち替えせずに描画に集中できます。

 

 

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以上、最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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