ザ・キッチン・タワー 5
上の画像は第3層の塗装前の様子です。今回は、第4層以下のの各棚ユニットについて紹介します。
第4層は、オヒツ・パレットを収納します。
パレットの脚部がハマる溝をつけ、棚の先端はパレットを掴みやすいように凹部になっています。
これも商品の形状に合わせた変形棚ですが、神代ケヤキのオヒツ・パレットの耐久性が高く、6寸・7寸基準を採用した
曲げワッパ・オヒツの形状も伝統的な日本製品なので、たとえオヒツを買い替えることがあっても、サイズ的には問題
がなく、変形棚は無駄にならないと判断しました。
第3層は、ボール類の収納用に円形の穴を開けています。しゃもじセットの収納と、洗ったオヒツのフタを置く場所です。
塗装の前に試しに取り付けて、しゃもじセットのハマり具合をチェックしています。
棚ユニットの残る2つは、第1層と2層です。
棚の奥にはめ込んだステンレスのカトラリー・スタンドについては『ザ・キッチン・タワー3』で詳しく説明しました。
ここには、野田琺瑯のKAMADOという炊飯鍋(第1層)とMONOというケトル(第2層)を置いています。
なにか、下の画像を見るとフォトジェニックで、外見だけで選んでいるように思われるかもしれませんが、
決してそうではありません。デザインを全く考慮しなかったかといえば、そうではありませんが(^ω^*)
これ、もう4年使っているんですよ。自慢じゃないですが、けっこうキレイに使っているでしょ。
特にKAMADOは、これで毎日ご飯を炊いています。ほんとに美味しい発芽玄米ご飯を毎日炊き上げてくれます。
これについては、『ご飯をおいしくいただきたいプロジェクト』で、お話しする予定です。
最後、地上層は保存カゴです。ここには、常温で保管する野菜、じゃがいも・玉ねぎ・にんにく・人参
などを入れています。キャスターをつけて、下のフローリングが掃除しやすいようにしました。
特に、にんにくと玉ねぎは常にストックしています。
以上で、『キッチンで毎日使うものタワー』の全階層をご紹介しました。
これを使いだして3年になりますが、調理器の定位置があるということは、調理器さえ厳選していれば、
とても便利なものだと思います。
取り出すときも、片付ける時も、手が勝手に動く感じで、秒単位で行動できます。
過去一度、事情があって、近くのレンタルマンションに一カ月間住まなくてはならなくなったことがあります。
その際、向こうのキッチンで、このタワーが無いと、あまりに不便だと感じて、分解して運び、組み立てて
使ったことがあります。この時は簡単に分解できるように作って良かったと思うと同時に、自分が作った
便利なものに依存している自分を悟って、複雑な思いでした。
この棚は、3・11東日本大地震の際、震度5強に遭遇しました。
でも、ただ一つの例外を除いて、何も棚から落ちることはありませんでした。
その例外がバーミックスです。本体は丈夫なので落ちても壊れることはありませんでしたが、確かに
取り出しやすく作ってあり、その機能を犠牲にしないで耐震機能を加えることが、現在の課題です。
シリーズ『キッチンで毎日使うものタワー』は、これで一応完結とします。今後、進展があれば、
また、追加投稿していきます。 最後まで読んでくださってありがとうございました。
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『ザ・キッチン・タワー 1 』 (調理に必要な道具をすぐ取り出せる省スペース棚をDIYで作る)
『ザ・キッチン・タワー 2 』 (キッチンの定番課題『フキンと生ゴミ』。まずフキン問題を解決)
『ザ・キッチン・タワー 3 』 (キッチンの定番課題『フキンと生ゴミ』。生ゴミ問題を解決)
『ザ・キッチン・タワー 4 』 (省スペース・キッチン棚『キッチン・タワー』の支柱作り)
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『キッチンストックの工夫 2 』 (コーナーの回転式棚を有効に使う容器のDIY)
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